少し前に、お友だち(桃のママさん)がこう言っていました。
『愛犬の定期的な尿検査。
ランチを1回食べたと思って、(それぐらいの料金だから)
お気軽に一度してみませんか?』
本当にそうだわ。
何も異常がなければ、それだけで安心できるものね。
さくらも今週中に一度検査してみようと思っていました。
すると、、、
今週初めの夕方、私が料理を作っているとゆずが近づいて来ました。
何となく、しぐさがいつもと違うのです。
痛がっているとか、痒がっているとはまた違った感じ。
どことなく違和感のあるゆずの動きに、「???」と感じたさくら。
そしてその後、トイレシートのゆずのオシッコに少し赤みがかっていました。
オシッコをした瞬間は見ていなかったのですが、
その赤いオシッコは一度だけ。
その後は、普段どおりのオシッコがずっと出ていました。
こんないつもと違うオシッコやウンチ、嘔吐をしたときは、必ず獣医さんに見せるさくらです。
決して素人の判断では安心できませんからね。
朝一番のオシッコと証拠のトイレシートを持って、
かかりつけの病院で検査をしてもらいました。
*そのシートの写真を撮っておくのを忘れたんだよねぇ!
皆さんの参考になれば良かったのにドジしました。ごめんなさい。
赤っぽい尿だけでなく、茶色っぽい尿も血尿だそうです。
尿の採り方を桃のママさんに教わりました。
キットも頂きました。
シートを裏返しにしてオシッコをさせ、そこに溜まった尿をこれに染込ませます。
ゆずの病院でもらったキットはこれ。
それぞれの病院でキットをもらってから、尿を取ればいいと思います。
一日のいつの尿でも良いそうですが、取った尿はできるだけ早く病院に持って行きましょう。
検査の結果は、ストロバイト尿結晶が見られるとのことでした。
これがたまって大きくなると、「尿石症」になるそうです。
尿石がたまると膀胱が傷ついたり、排尿しにくくなったりします。
特に尿道にこれが詰まって尿が出なくなると、命にもかかわってきます。
特に男の子の場合は尿道が長いのでやっかいです。
膀胱を触るより尿道を触る方が獣医さんも難しいそうです。
尿道に詰まった尿石を外に出してしまうより、元に戻す方がリスクが少ないんだとか。
ゆずが赤っぽい尿をしたときに、もしかすると小さな尿石が尿道を傷つけたのかもしれないと
先生はおっしゃっていました。
でもゆずの今の段階は、抗生物質と処方食で良くなると聞いて少しホッとしました。
膀胱のレントゲン写真にも尿石の影は映っていませんでした。
ただ、レントゲンにも映らない小さな石までは分からないとのことでした。
寒い時期、犬もお水を飲む量が減り、オシッコの量も当然減少します。
そんなときには特に、ストロバイト尿結石症になりやすいそうです。
ゆずのオシッコも今はかなり濃くなっているんだとか。
処方食は少しNa(ナトリウム)が多めに入っています。
なめると少しショッパイんです。
これは犬にたくさんお水を飲ませるためだそうです。
なるほど!
処方食以外のものは一切食べさせない。(オヤツ禁止!)
そして、生活はいつもどおりで良いそうです。
処方食を嫌がって全く受け付けない子がいると聞いていました。
「ゆずはどうだろうねぇ・・・。」と心配しましたが、
いつものフードよりも食いつきが良く、ガツガツと食べてくれました。
ホッ!!
しばらく「PHコントロール」の缶詰と抗生物質を続け、
そのあと「PHコントロール」のドライフードに移行し、
異常がなかればいつものフードに戻していくとのこと。
もちろん、尿検査を平行で行います。
この「PHコントロール」の欠点は、太りやすいところだそうです。
ゆずは今ベスト体型(3.3キロ)なので、
「もったいないなぁ・・・。」と先生はおっしゃっていました。
仕方ないよね。
それと「PHコントロール」を食べた後、おう吐する子もたまにいるそうです。
そんなときは抗生物質の種類を変えるんだとか。
治療を途中で勝手にやめたトイプードル(4キロ)の尿結石を病院で見せてもらいました。
親指の第一関節ぐらいの真っ白い尿石が4つも、その子の膀胱から出てきたそうです。
それも、ほんの1ヶ月半ぐらいの間にそんな石に成長したんだとか。
少しのストロバイトの核があれば、短期間で大きな石になるんだそうです。
ひどいコは膀胱いっぱいに石がつまり、いつもなら風船のように伸び縮みする膀胱が
カチコチになり悲鳴をあげるんだって!
「治療を途中でやめる飼い主はけっこう多いんだよ。」と先生が悲しそうにおっしゃいました。
今回、ゆずの尿の異常に気がつきすぐに検査をしたため、
まだ初期段階でストロバイトが見つかったことが本当にラッキーでした。
いつも外でしかオシッコをしない子は、尿の色までは分かりづらいですよね。
こんなときのためにも、シートでオシッコができるようにしておくことが大切だと思いました。
いつもより尿の回数が多い、少ない量を何度も出すなどの異常を感じたときは
すぐに尿検査をしましょう。
でもできましたら、症状のない犬もぜひ尿検査することをお勧めします。
検査料金は安心料金と思えば良いんですからね。
特に膀胱の病気は女の子に多いそうです。
なりやすい体質の子は多いんだってよ!
ゆず(♂)もそんな体質なんだとか。
こんな病気はゆずには全く無縁だと思ってたなぁ。
がんばって早く良くなろうね!ゆず!!
それと、この病気は猫ちゃんにも多く見られるそうです。
猫ちゃんを飼っている方も気をつけて下さい。
最後になりましたが、
桃のママさん!本当にありがとうございました
PS. どなたかの参考になればと思い、さくらが知ってることを全て書きました。
もし何か付け加えや修正があれば、お気軽にコメントを下さいね。
ゆずが早く良くなりますように、応援をお願いいたします!
← 尿検査は簡単にできますよ!
← 病気のときはキチンと治療しましょう!
ゆずはいつもこのシートを使っています。
規定のサイズより少し大きめなところが気に入っています。
★その他にもいろいろなタイプのシートがコチラに揃っています。(送料無料)
姉妹サイト 「犬ってこんなに大変なの?!」 も犬いっぱいで公開中!
【追加記事】
ゆずって、普段からお水をあまり飲まない子なんです。
お水好きになる方法ってありますか?