であちらこちら、ゆずとお出かけするようになって、

ちょっと困ったことが出てきました。

 

 

自宅での甘えん坊ゆずは、私が座ると私のひざに直行します。

大好きなマザーボールでくつろいでいても、

私が「どっこらしょ・・・。」と座った途端、素早くこちらに移動です。

 

 

そんなゆずを家族の誰かが抱きあげたとしたら、

ご機嫌ななめなゆずになります。 → ウーと唸る!

 

 

普段からこんなゆずですから 私が運転席に座っても

当然 私のひざの上に座れるものだと思っています。

 

 

「ゆずをひざの上に載せて運転する事を禁止する条例」

が ダンナ殿から発効されました。

 

 

もちろん、その条例はごもっともな事。

私も素直に従うことと相成りました。

 

 

でも、どうやって???

誰かが一緒に同乗してくれる時はその人に抱っこしてもらえるけど、

私一人のときは???

 

 

後ろの座席にゆず一人を座らせるのも、

すごく気になって 私も運転どころでないと思うし・・・・・。

助手席にそのまま座らせるのも、ためらうし・・・・・。

 

ゆずの軽さなら、ちょっとブレーキを踏んだだけで吹っ飛びそうだし・・・・・。

 

 

さぁここで、買い物好きの私の血が騒ぎ出しました。

いつもゆずのお買い物をする時って、ダンナ殿に少しは遠慮して買っています。

 

  「また、ゆずのモノ買ったの 

      僕よりゆずの方が、お小遣い多いよ( by ダンナ殿 )

 

でも今回は 殿自らが発効した条例なので、

私も遠慮なしに便利グッズをゲットしました。

 

前から気になっていた、【ドライブ・ボックス】

ドライブボックス

 

 

 

 

 

 

 

座るの?

 

 

 

 

 

 

 

  「そうよ。 この中で大人しくしていてね!」

 

ダメなの?

 

 

 

 

 

 

 

  「そうよ。 ゆずもシートベルトしなきゃね!」

 

 

こんなところに縛られると嫌がるかな・・・と心配でしたが、

意外と大人しくおりこーなゆずでした。

指定席

 

 

 

 

 

 

 

これで私も安心して、運転に没頭できます。

 

 

 

昨日、愛娘(えみるちゃん・10歳)をトラックにひき殺された風見しんごさんがおっしゃってました。

 「アクセルを踏む時や右折左折する時はどうか、

     えみるの事を思い出してください!」

 

この言葉、じぃ〜〜んときちゃいました

 

 

実はお嬢1のお友だちも 保育園時代に登園中、

青信号で横断歩道を渡っていた時に

右折してくる路線バスに巻き込まれて亡くなりました。

 

もうすぐ小学1年生。

ランドセルも買ってもらって、春が来るのを心待ちにしていた彼。

大きくなったらサッカー選手になるんだ!と張り切ってボールを蹴っていた彼。

 

でもその夢は、運転手の前方不注意で 無残にも打ち砕かれました。

 

 

あんな悲しく辛いお葬式は、他に参列したことがありません。

参列者全員、体を震わせて泣きました。

出棺の時のお母さんの叫び声が、今でも忘れられません。

 

彼がもし生きていたら、

今頃 高校受験に向けて 一生懸命受験勉強をしていたはず。

月日が経つのは早いけれど、彼がニッコリ微笑む笑顔はまだ6歳のままです。

保育園には彼の写真が、今でも園児を見守ってくれています。

私の勤める保育園です。

 

 

これをお読みの皆さん

愛犬ちゃんを乗せたときの運転、十分気をつけて下さいね。

ちょっとぐらい鳴いたからって、ワンコの方を見るのでなく、

そんな時は無視しましょう。

 

無視すれば、そのうちワンコもあきらめて大人しくなるはずです。

 

一瞬の不注意が、自分の家族と相手の家族を

不幸のどん底に落とし入れかねないのです。

 

亡くなった本人も もちろん可哀想だけど、

残った遺族のその後の人生は 想像を絶する辛い辛いものです。

 

 

私も新車ゲットだぁ なんて浮かれていないで、

気を引き締めて運転しなきゃね。

おりこーさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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